四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

砂場総本家 の もりそば Sunaba Souhonke @ 三ノ輪

 前から気になっていましたが、うわさでは砂場の草分け的なお店とのことでした。確かにお店の名前はそんな感じ。大好きだった巴町の砂場も昨年で店じまいされ、ここいらでひとつおいしい蕎麦屋というより「砂場」を抑えておきたいと行ってみました。

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 店構えには趣があります。いい感じじゃないですか、好きですよこういうの。  

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 中に入ると数人のお客様が。時間的にはお食事時なのですが、どうやら呑んでいるお客様が多いようです。天井はいわゆる格子天井ではないものの、非常に高く気持ちが良い。とりあえず何も考えずにもりそばを注文。やはり「もり」か「かけ」からそのお店の実力が垣間見える気がします。

 お飲み物はときかれたのでお冷をお願いしました。女将でしょうか?ちょっと拍子抜けされた表情をされました。お冷も一応飲み物ですよね?お冷を飲みながら待っているとやってきました「もりそば」です。

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 期待に胸躍らせながら一口すすります。うーん、そばがいまいち。おつゆはちょっと甘め。とにかくそばの食感が残念なレベル。そもそもしゃっきり仕上がっていないですし、口に含んだときの香りもいまいち。この時期のそば粉は香りが落ちますので、お店によっては南半球のそば粉で香りを保とうと努力されているところもあります。そういったことはまったく気にされていないようです。

 正直おそばは食べに来ないと思います。ただ、回りのお客様を見る限り、限りなく居酒屋としてご利用されているようです。その分では良いのかもしれないので、別のカテゴリーのお店として再挑戦もありなのかと。

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砂場総本家
03-3891-5408
東京都荒川区南千住1-27-6
https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13012279/