四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

嵯峨谷 の 十割そば(もりそば) @ 小川町

千住方面への道すがら、今まで目に入らなかったお蕎麦屋さんの看板がたまたま目に入りました。看板には十割そばの文字。でもどこか富士そばに似た店構え。

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以前何かの番組で、格安で十割そばが頂けるお店が紹介されていたことを思い出し、商品サンプルの並ぶケースを覗くと、もりそばが320円。値段からして試してダメでも悔いはない。ならば試さねば。

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中に入ると仕事上がりのサラリーマンがチョイ呑みしていたり、学生さんがいたりとまさに老若男女問わず色々な方達が。ちょっと散らかった印象を受けましたが、値段が値段ですので許します。

システムはまさに立ち喰い蕎麦のそれ。とりあえず、入口の券売機でもりそばの代金を支払い、厨房の係りの方に渡します。しばらくすると食券の番号で呼び出されます。

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うん、見た目は単にちょっと太めの蕎麦。でもよく見ると、粉が挽きぐるみなのか、蕎麦の皮が黒い粒となって練りこまれているのがわかります。これは普通の立ち喰いでは見かけません。

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一口頂きましたが、期待以上に蕎麦の香りが口に広がります。これも立ち喰いのレベルを超えています。一つ難を申せば蕎麦の長さが長くて手繰らにくいところでしょうか。

厨房を覗くと丁度蕎麦を茹でているところ。釜の上に設置された機械からニュルニュルと蕎麦が押し出され、釜に直行。冷麺とおなじだったのですね。

近くの名店、神田まつやさんのように「また来たい」と思わせるものは欠けますが、出先でお腹を満たそうと思った時、近くにあればとても便利ですね。