四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

楓林 の 五目焼きそば @ 大門

先日、大門にある楓林さんで五目焼きそばをいただきました。いつもランチで利用するお店ですが、五目焼きそばを食べている比率が以外に高く、焼きそば好きとしてはちょっと気になっており、たまたまランチメニューにそそられるお料理がなかったので初の注文です。

なお、楓林の情報は以前投稿していますので、よろしければこちらにもお立ち寄りください。 

minutes-of-saika.hatenablog.com

中国料理ですと焼きそばには麺の調理法で大きく3つのタイプにカテゴライズできると思っています

1.混ぜ焼きそば・・・具と麺を油で炒めるタイプ。香港風焼きそばや上海風焼きそばがその代表格で、具がシンプルで、麺のうまさを味わうには最もいい食べ方では無いでしょうか?

【混ぜ焼きそば:豉油皇炒麵】

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2.両面焼き焼きそば・・・ゆで(蒸し)麺の両面を焼き固め、上から餡をかけるタイプ。麺の表面が軽くこげる程度に焼き固めてありますが、中心部は麺のふわっとした食感が残っており、麺の食感、香りともに楽しい食べ方だと思っています。中国で最も好まれているタイプで、現地で炒麺といえばこのタイプがでてくるのが普通ではないでしょうか?

【両面焼き焼きそば】 

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3.カタ(揚げ)焼きそば・・・麺を油で揚げ固め、上から餡をかけるタイプ。パリパリになるまであげているところが多く、麺の香ばしさを楽しみたい場合はこちらの食べ方でしょうね。長崎の皿うどんなんてまさにこれですね。

【カタ(揚げ)焼きそば:皿うどん

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さて、楓林さんは両面焼きのニュアンスのある揚げ焼きそばです。揚げてあるので麺の水分はかなり飛ばされていますが、中心部の麺にはゆで麺の食感が残っています。

具材は海鮮系の具材がメインとなっておりアサリ、貝柱、エビ、イカを中心に豚バラが少々。野菜系の具材は白菜、青梗菜、ニンジン、袋茸、マッシュルーム。味付けはオーソドックスなスタイルで、塩をベースに、香り付け程度にお醤油が使われている様子。餡のとろみも柔らかすぎず硬すぎず好みの仕上がり具合です。

 

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ランチメニューと同じで中国風茶碗蒸しとスープもつきます。これがあるのと無いのとでは大きな違いがありますね。是非お試しを。