四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

トンポーのオリジナルトンポー @ 神谷町

毎週火曜日、以前紹介したTacoRiceの移動販売と同じ場所で販売されています。車の中には大きな蒸篭があり、その中でお肉と卵が常時温められています。

トンポーは東坡肉の「東坡」をとってのネーミングなんでしょうね。予備知識ですが、よく中国料理のお店で「角煮」としているのは通常「紅焼肉」です。スチームするかしないか、大きめの肉で作るかどうか、表面を揚げ(または焼き)固めてあるかどうかの違いで、基本的な味付けは同じ。また東坡肉は杭州名物、紅焼肉は上海名物の違いもあります。

 

メニューは「オリジナルトンポー」、「キムチトンポー」、「お好きなおかず3品盛り合わせランチ」の3種類です。トンポー系は650円、盛り合わせは600円。今日は久々にトンポーを食べるつもりでしたので迷わずオリジナルトンポーを注文します。

 

注文するとアレルギーの有無を聞かれました。なんかあったのかな?ちょっとガードを高めにされてます。アレルギーは何もないことをお伝えすると、続いてエビ風味のラー油をかけるかどうか聞かれます。断る理由はないので、ビシッとかけていただくことにました。

 

白い容器に手際よくご飯が盛られると、続いて高菜と紅生姜がって、あっ!紅抜きにするのを忘れてしまった。でもお店の人の手はジャンジャン動き続けます。紅生姜と高菜の上にお肉を次々に盛り付け最後に卵をポン、煮汁をジャッ!あっという間に出来上がります。電話番号の書かれた袋にお箸と一緒に入れば完成です。

 

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電話番号が書かれているので、夜はお店か何かされているのかと思いググッてみましたところ、どうやら自由が丘の方にある有限会社トンポーなる会社の電話番号でした

 

お肉は5切れほど入っています。一旦煮たものを蒸しているのでは?やわらかい中にもしっかりとした肉の食感が残っており、ご飯にかけたタレで煮込んだと思われますが、タレの味ほど濃さは感じず食べやすい。ただ紅生姜に乗ってしまったお肉は、見事に紅生姜色に染め抜かれてしまいやや残念。

 

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ご飯はあまり食感が良いお米ではありませんでした。でもタレの吸い込みはgood。もしかすると、牛丼屋さんのようにあえてそういうお米にされているのかも知れませんね。

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前回食べたのはほぼ1年前、味が全体的に濃くなったのはと思うのは気のせいか?今回は高菜も要らないぐらいだった。いわゆる東坡肉とは違う気もしますがこれはこれでよいですね。