四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

香港麺 新記 Sun Kee @ 虎ノ門

先日花茶坊さんに行った際、伊府麺(イーフーメン)という言葉が頭に浮かんでからというもの、伊府麺が気になって仕方がない。そんなこんなで、色々調べてみました。

 

 伊府麺(イーフーメン) - 中国の五大麺|世界の麺料理

 

そうそう。まったく具に乏しい炒麺なのよ。でもおかしいな?いい歯ごたえの麺というイメージなんだけど...。そんな訳で、これは実食して確かめるしかあるまいと思い調べたら、意外と近くで頂けることが判明。早速寄ってみることにしました。

こちらのお店は虎ノ門の交差点を新橋に進み、初めの角をクランクするように一本裏に入るとあります。シンキと読むのかと思っていましたが、お店のドアに、SunKeeとあります。抗うことなく、スンキーさんと呼ぶことにします。

【外観】

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夜営業の開始時間直後なので、お店には誰もいません。ドアを開けると左手に5人ほど座れるカウンターが。右手から奥は椅子席が並んでいます。

下調べをあまりしないのが私の長所でもあり短所。メニューを見ましたが伊府麺の文字はなく、ちょっと動揺。でも伊麺という文字を発見。どちらで書いてあっても中身は同じ、確かそんな風に書いてあったページをどこかで読んだ記憶とメニューに掲載されている写真からそのまま注文です。でもメニュー名が乾焼伊麺で炒麺とはどこにもない。伊府麺はもともと油で揚げてある訳だけど、まさかパリパリしたのが出て来るのでは?とチョイ不安になります。

【メニュー】

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注文すると、コックさんがおもむろに棚の上の方から乾燥した麺を取り出します。更に揚げている様な音はしません。大丈夫なんだと自分に言い聞かせつつ、しばらくすれば茶色い塊がお皿に載って登場です。

【乾焼伊麺】

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見た目は記憶の通り。具はモヤシ、ニラ、細切肉、チョビッとイカ、チョビッとエビ。「イカとエビは要らない。その代わり黄ニラとか入れておくれ!」と心の中でつぶやいてしまった。

一口食べましたがその昔親と一緒に香港で食べたような味でもあり、食べていないような味でもある。何が違うのかがよく分からない。ただ明らかに中国の濃厚な醤油で炒めてあることは確かであり、見た目の色の割に味はマイルド。

麺は記憶通り。しっかりした歯ごたえの平麺は、中国醤油との相性が抜群。なので麺については腑に落ちます。でも味付けでは何か釈然としないまま席を立つことになりました。

やっぱり味付けについては、白金台のローホントイさんの炒麺が記憶しているものに一番近い。

よし、しばらくの間、炒麺三昧してから理想の炒麺を作ってみるか。

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 香港麺 新記 虎ノ門

03-5251-6200

東京都港区虎ノ門1-5-4

https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13055334/