四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

食堂アクボ Aqubot @ 御成門

お昼ごはんを食べに、御成門にある労働委員会会館7Fの食堂アクボに行ってきた。この食堂の入居している労働委員会会館は、先日紹介しました港区役所庁舎よりも御成門の近くにあり、厚生労働省の外局である中央労働委員会が入っています。なので、自動ドアを開けるとゲートとかで入管制限しているように見えるのですが、この建物に入居している食堂と理容室が一般開放されていることから、入館の署名もせずに、事実上No Checkで入れます。何のためのセキュリティーなのか意味がわからない。

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古びたビル相応の古びたエレベーターで7Fに上がるとこれまた古びた食堂があります。ただキッチンは改装したらしく新しくとっても清潔。これは悪くない。食堂のドアは常に開放されており、入り口左手の陳列ケースには、その日のメニューがほぼ実物展示されております。

【商品ケース】 

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入り口右には食券機が設置されています。でも、その横にある、いかにもその昔食券売り場として利用していたスペースに人が座っており、食券(プラスチックのプレート)をさばいています。繁忙時の対応なのでしょうかね?場所が場所だけに、食券機が雇い止めされたと騒ぎ出しそうです。

【食堂入り口】

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この日はミックスフライ(コロッケ、イカフライ、ヒレカツで600円)を注文。プレートをいただき左手のカウンターに出します。お料理はお皿に盛ったものを提供するシステムなので、定食のおかずは冷めています。お料理のお皿とご飯を受け取り、右手にある電子レンジでおかずを温めます。このすきに、背後にある島に設置されたお味噌汁をセルフで注ぎます。この島には生卵、ふりかけ、おしんこ、ドレッシングが置かれており、自由にとることが出来ます。卵好きの私にしてみると、この点だけでPush可能。

 【ミックスフライ+生卵】

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食堂の奥にはテレビが設置されており、いつもNHK総合テレビが流されています。窓の位置は悪いものの、ビルの7階なので比較的景色はいいはず。でもいつも厚めのレースカーテンが締め切られており景色を楽しめないのが残念。仕方なく連続テレビ小説の「わろてんか」を見ながらいただきます。

 

味は完全に学食。栄養バランスは考えている振りをしていますが、おそらく栄養士さんとかはいないのでしょうね。おいしいものはないかわりに、食べられないほどひどいものもない。その昔、図書館や地方自治体の庁舎とかの食堂そのもの。このスタイルはもはや絶滅危惧種となりつつあります。昭和40年代生まれであれば、懐かしさを味わえるという点でオススメです。

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アクボ

03-5403-2218

東京都港区芝公園1-5-32 労働委員会会館 7F

https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13141794/