四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

モリタヤ酒店 Moritaya-Saketen @ 三ノ輪

先日はお正月用のお酒の下見でモリタヤ酒店さんを訪問。場所を三ノ輪としましたが、本来なら都電荒川線三ノ輪橋荒川区役所の方が最寄りです。都電を利用される方は是非そちらから。

お惣菜を取り扱うお店が軒を連ねるジョイフル三ノ輪を抜け、荒川区のスポーツセンターが見えて来れば目的地まではもう少しです。

こちらのお店は、いわゆる酒屋さん。ただ、小さなスペースですが、角打ちコーナーが併設されており、お店で扱われているお酒の中から、オススメのお酒を頂かかとができます。ドアを開けるとスペースを取り囲むようにベンチがあり、先客のお二人からお迎えのご挨拶。

はやる心をなだめつつ、一杯目は五橋を注文、マルハの鯖缶(水煮)をアテにします。そうこうしているうちに燗酒が呑みたくなり、御燗マークのある二つの中から大山の十水(トミズ)なるものを注文。若旦那の話では、米と同量の水で仕込む酒の仕込み方を「十水仕込み」というらしく、このお酒は今は珍しくなったこの製法を復活させたものなのだとのこと。嬉しいことに、酒が冷えないようにチロをお湯の入った焼き物のタンブラーに入れてくれます。

この「十水」凄い。最初はぬる燗を頂きましたが、塩をひとつまみ加えればスープになりそうなぐらい旨味があります。

次はは熱燗。ぬる燗の時には萎んでいた香りが一気に花咲き、まるで別物。燗の付け具合はお任せしたのですが、最初はぬる燗次は熱燗とは石田三成の逸話を思い出します。

メインの酒販は年内に休みなしとのこと。一本買うことに決めつつ、退散いたしました。

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五橋ファイブオレンジとサバ缶

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大山 十水

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モリタヤ酒店
03-3805-2805
東京都荒川区南千住6-17-5
https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13099218/