四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

道後温泉 神の湯 Kaminoyu @ 松山市

https://dogo.jp/久々の出張。しかも四国。四国に上陸するのはかれこれ17年ぶり。その昔、岩国にいた友人を訪ねた帰り、しまなみ海道を利用して四国入りして以来です。前日乗り込みが命じられていたため、あえて早めのフライトで松山入り。松山といえば松山城も有名ですがやっぱり、道後温泉でしょう。

松山市内から歩いても大した距離はありません。30分も歩けば中心街からついてしまう距離にありました。ご存知の方も多いかと思いますが、温泉施設として新館と本館とがあり、一般的にイメージする「道後温泉」は本館。話によると新館の方が新しいだけあって、設備も充実しているとのことです。

ちょっと迷いましたが、学生さんの春休みも終わり、比較的空いている様子なので、はじめてだけに本館で入湯することにしました。当然のことながら、入浴施設ですので館内の撮影は禁止。道後温泉のホームページに素材用の写真がありましたので使わさせていただきました。末尾に道後温泉の公式サイトのリンクを貼りましたので、ご興味のある方は是非リンクをご参照ください。

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 休憩室付ですと意外にお金がかかります。しかも休憩室付きにすると順番待ちでの入湯になり、すぐには入れないとのことでしたので、素直に神の湯に入るだけにします。入り口で410円を支払うと地方の美術館でもらえるような小さなチケットが切られ、それを屋内の改札係の方に見せて入館。貸しタオルなどは改札の方にお願いします。この時はみかん石鹸付きの貸しタオル(60円)をお願いしいざ入湯です。

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脱衣場はかなり大きい。高い天井には天井扇が4機設置されており、その真下にベンチが置かれています。昔ながらのロッカーに服を収めますが、浴場が東の湯と西の湯で都合2箇所ありました。とりあえず東の湯から入ることにします。

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浴場出入り口正面に浴槽がありその両サイドに洗い場があるのは普通の銭湯と大差ありません。大きく違う点は、浴槽中央に設置された「湯釜」の存在です。

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湯釜の下には3箇所お湯の噴出口が設けてあり、常時お湯が浴槽へ流れ出ています。それは熱くもぬるくもない、まさに絶妙な湯加減です。湯船いっぱいにたゆたむお湯は、天窓や照明の光を反射して、湯気になんともいえない像を写します。これを極楽というのでしょう。

ふと目をあけて湯釜を見ると上部に文字が刻まれています。あまり知識は無いのですが、近くによって見てみると、正面右側に山部赤人の歌を日下部東作が書にしたものとが書かれているみたいです。詩(歌?)は正面左側からかかれており、湯釜の裏面まで刻まれています。ものすごく美しい字です。拓本の写真を掲載しているブログを見つけたので是非ごらんあれ。

plaza.rakuten.co.jp

予備知識なしで行ったので、地元の方に聞いたのですが、この湯釜は明治の時代に作られたもので、その書の美しさもあり地元の宝であるとのことでした。東の湯には、床に昔の湧出場所を示すマーク(水滴みたいな印)があったりと、西の湯に比べて見所が満載といえるのではないでしょうか。

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 お湯から上がり、着替えて外にでてみると基本に忠実、飲み物の自動販売機があります。さすが愛媛。半分以上観光客向けでしょうけど、風呂上りにポンジュースをいただけます。

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