四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

松寿庵 の 忍者蕎麦 Matsujyuan @ 御成門

慈恵医大附属病院の地下にある日本そばレストラン 松寿庵に行ってきました。慈恵病院には意外と食べ物屋さんが多く入っています。一階にはスタバもあって、お見舞い帰りの方などでいつもいっぱい。そんな中で異色なのがこの松寿庵さんです。ちなみに「ショウジュアン」ではなく「マツジュアン」と読むのが正しいそうです。

外来棟の正面玄関を入ると正面にエスカレーターがあります。このエスカレーターの左を抜けるようにして進むと一旦外に出て左に曲がると売店(ローソン)を見つけることが出来ます。お店はその下、外来棟の北階段をおりた地下一階にあります。

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ちなみに他にも行き方がありますが、恐ろしく迷うことでしょう。レントゲン室とかの前を抜けるといけることにはいけるのですが、恐ろしく不安になります。その点、上の行き方ですと、そば屋さんの表示も出ていますので安心です。

入り口の右手には古びた食品サンプルを収めたショーケースがあり、入り口付近にはその日のサービス品を書いた看板すえられています。神田神保町と書かれた紺の暖簾をくぐると、まったく蕎麦屋っぽくない無機質な空間がガッツリ広がっています。お客さんの8割は病院関係者なのかと。白衣を着たままの人、その下のTシャツ?っぽいので来る人など様々。これから注射でもされそうな勢いです。

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席はテーブル席がメインとなりますが、奥には座敷席もあり、そこにはテレビも置かれています。左手にはあらためてメニューが書かれた短冊が並びます。その中で「オリジナルメニュー」と書かれた張り紙に「忍者そば」の文字が。この日は野菜天とじそばがサービス品でしたが、「忍者」の二文字にがっつり惹かれて注文。セルフサービスと書かれていますが持ってきてはくれるので、給茶機でお茶を入れて着席します。

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ちょうどピョンチャンオリンピックの女子フィギュアのフリースタイルをLIVEで放送している時間帯でテレビの見える場所は結構込み合ってました。それでもさすがはお医者さん、時間とテレビを見比べながら長居はしません。ちょうど空いた席に座ってしばらく待っているとおそばが到着しました。 

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ぶっちゃけなにが忍者なのかわかりません。具は油揚げ、天カス、のりとゆで卵。もしや麺の下に何か隠れていて、びっくりすることでもあるのかもと思い、実食です。各テーブルにはステンレスの箱があります。そこには刻みねぎが入れられており、好みでばかばか入れてもOK。こういうのってちょっと好きです。ちょうど風邪っぽかったので、七味も多めに入れて体を暖めることにしました。

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お蕎麦は意外とシャッキリ仕上がっていて美味しいです。おだしは少し薄め。薄めを指定することが出来るそうですが普通のお店よりは薄めですので塩分が気になる方でも充分大丈夫かと。個人的にはかなりいけている部類のお蕎麦と思いました。残念なことにいくら食べても何も変化しませんでした。結局「忍者」の由来はわからずじまい。どなたか知っている人がいたら教えてください。

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松寿庵

東京都港区西新橋3-19-18 東京慈恵会医科大学附属病院 外来棟 B1

https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13051086/