四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

サイノ の チキンビリヤニ Saino @ 神谷町

仕事がばたばたしていてランチに出遅れた。出遅れついでにいっそもっと遅くしてしまえと思ったが、くだらないMtgでダメだった。時は12:05.神谷町・虎ノ門界隈のお店は大概お客さんであふれかえる時間。こんな時はちょっと気取ったお弁当で済ましましょう。

という事でこの日のランチは神谷町にあるエスニックレストラン&バーのSAINOさんでTakeOutすることにしました。神谷町・虎ノ門近辺にはインドパキスタン系のお料理店が数軒有るのですが、NIRVANAMさんとSAINOさんがその双璧だと勝手に思っています。

SAINOさんは神谷町の交差点を虎ノ門方面に進み、なか卯の交差点を左折、曲がってすぐの突き当りを右折すると右手にあります。お店の前には赤いベンチが置かれており、ぱっと見た目ではインド料理とはきづかないかわいらしいお店です。

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2004年に開店されたんですね。一時期みうらじゅん氏が「マイブーム」ならぬ「ないブーム」として「シンス(Since)ブーム」を提唱されていたことを思い出しました。創業14年ですから、お店としても安定されていることが良くわかります。

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 中に入ると一番奥の厨房を覗く形でカウンター席があり、入り口付近にテーブル席があります。12時にはいつも一杯になってしまいますので、ランチを狙うのでしたら早めか、13時過ぎがオススメです。今日はTakeOutですので外に並んでいようが、中で待っていようが、ここは勇気を振り絞りドアを開け、お店の方に一言「ビリヤニTakeOut」と告げます。ちなみにこのお店での注文はかなりビリヤニに偏っていますが、バターチキンとかのカレーもかなりいけてます。

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店内で食べるビリヤニとTakeOutの違いはサラダとデザートが無い点だけです。ババドもついていますし、タンドリーチキンもカレー(バターチキン)も健在です。お弁当としては高めですが、コスパとしては納得できるものがあります。

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 ライスですが、ビリヤニ用に炊いたスパイシーなバスマティ米とカレー用に炊いたサフランライス(短粒米)を混ぜ込んでいる気がします。ライスの上にはカシューナッツと「?」があしらわれており、ライスにはオクラをはじめ様々なお野菜が炊きこめられてあります。カレー、ババド、チキンを少量とってはライスに載せ、炊き込まれることでやわらかくなったグローブなどのスパイスと一緒に食べると、新大久保、大塚や御徒町付近のあたりのハラールフードを扱うお店の中にいるような錯覚に陥ります。

ここに来るようになってからというもの、ビリヤニにはまってやろうかという気が、いつもむくむくわいてきます。この頃は暇を見て日本ビリヤニ協会オフィシャルサイトを見て勉強する日々。実に勉強のしがいのあるお料理です。

www.biriyani.info

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サイノ

03-3432-5221

東京都港区虎ノ門3-7-19 インベストハウスビル 1F

https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130704/13013159/