四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

HILOのハンバーグステーキ @ 虎ノ門

 久しぶりに早めのお昼ゴハン。こんな時は少し離れたお店で食事を取ります。今日は虎ノ門にあるヒロさんでいただきました。マッカーサー通りを国一に向けて虎ノ門ヒルズの下をくぐりすぐ左折。右手にある日立愛宕別館というビルの地下にこのお店はあります。こういう地下に食堂街が設けてあるビルというのも最近は珍しくなりました。こういうところを見かけると、何故か飛び込みたくなってしまいます。

 

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中に入るとコの字型のカウンターがあり、その右手にはテーブル席が3つほどあります。お店はご夫婦と思われるお二人で切り盛りされており、厨房はマスターが、ホールは奥さんが担当されております。なお、写真を良く見てください。名店街の看板には「HIRO」とありますが、お店の上には「HILO」とあります。もちろんですがHILOが正しいのです。

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 このHILOさん、大きなハンバーグや分厚いポークソテーで有名らしい。実は2回目の訪問なのですが、前回はハンバーグが売り切れでチキンカツカレーをいただきました。そのときお隣さんが食べていたハンバーグがどう見てもうまそうで、「いつかはハンバーグ」と心に決めていました。どうやら今日、ようやく私にハンバーグを食べる順番が回ってきたようです。

ハンバーグにはサイズがあり、小中大の3種類の中からチョイスします。小と中の値段差は100円ですが、中から大にすると300円違いますので、おそらく大にしないとこちらのハンバーグの「大きさ」は体感できないのかもしれませんが、40半ばを超えたおっさんが、モクモクと大きなハンバーグをやっつける姿はいかにも美しくありません。スパゲッティーに後ろ髪ひかれながら、ハンバーグの中をお願いしました。

中=普通と思っていましたが意外と大きなハンバーグが出てきてびっくり。明らかに手ゴネですが、整形はラフで淵は凸凹しています。上にはデミグラスがたっぷりかけられており、横には小さな目玉焼きが添えられています。付け添えは千切りのキャベツにマカロニサラダ。ミックスベジタブルとか邪道な付け添えがはびこるこの世の中、この付け添えは王道です。この目玉焼き、おそらく枠に入れて焼いていると思うのですが、黄身を中心に厚みのある仕上がり。白身が堤防となって、黄身をつぶしても外に流れでそうにありません。スープのカップにはお味噌汁が。いかにも町の洋食屋さんといった雰囲気です。

 

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ナイフとフォークが提供されましたが、ここは割り箸で食べることにします。ハンバーグをちぎっては卵の黄身にディップ、それを口に放り込み追いかけるように白米。うんこれはいい、薄味と思いきや意外とコクのあるデミグラスソースは白米との相性がばっちりです。黙々と食べ続ければあっという間にお皿は空に。白米が残ってしまったので、お皿に残っているデミグラスソースをまぶして完食です。今日見たところハンバーグカレーとチーズハンバーグがかなりの人気の様子。また来よう、でもその時は惑わされずに、洋食屋さんのドン、「ポークソテー」に挨拶しよう。

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HILO

03-3502-0988

東京都港区西新橋2-15-12 日立愛宕別館B1F

https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13089754/