四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

ゑびす Yebisu @ 四ツ木

2ヶ月ぶりの訪問です。その昔、こちらのお店には足しげく通ったものですが、新しい店舗に移られた後は、勤務地の変更などもあり、すっかり足が遠のいてしまいました。

こちらのお店は先代が始めたお店とのこと四つ木にお店を構えてから50年は経つのではないのでしょうか?現在は2代目とその奥様、3代目の3人を中心に切り盛りされています。

こちらのお店の売りはメニューの豊富さと美味しいお魚が手ごろな価格でいただけること。お魚は毎朝足立市場で仕入れられています。今回はホウボウがありましたのでお刺身で、また年末年始恒例の高清水の桝酒がありましたのでいただきました。

ホウボウは淡白でありながら、しっかりと脂が乗っており、これが410円でいただけるとは思わずうなってしまいます。

毎年のことですが高清水の桝酒も桝の端っこに塩を乗せて吞めばちょっとしたお吸い物より上品な飲み物には大変身。その名にたがわず水のようにいただけます。年末のご挨拶も出来ましたのでこれで気兼ねなく来年も顔を出せます。

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ホウボウ

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2018/1/8 再訪録

新年の挨拶を兼ねて再訪です。この日はいつもどおりボールで始めます。ここのボール、カチ割氷を使っているところは評価できるのですが、いろいろなお店と比較してしまうと何で頼んでいるのかわからないぐらい、いまいちなお味です。でも慣れてくるとこれもいいと思ってしまうところが恐ろしい。

でもいつもながら魚がうまい。まずは通風の大敵である白子煮を頼みます。甘辛の出汁(麺汁に近い)でサッと炊いた白子は、温度が入ることで味が活性化。臭みは感じませんが、山椒をパッと散らせていただくのが私流。メニューにはありませんが、白子をマグロに代えたマグロ煮もオススメです。続いて鮮魚の板場を任されたタカちゃんの大敵アジのナメロウ。むすっとしながらもトントンタントンといいリズムがお店に広がり、お皿には几帳面に盛られたナメロウが早く食べろとアピールしてきます。さんが焼きにしてもらえるか、今度聞いてみます。

しかし、いつ訪問しても間違いのないこのクオリティーには頭が下がります。やはり、こちらのお店は私にとって、末永くお付き合いしたいと思わせてくれる大切なお店の一つです。

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ボール

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一口食べてしまった白子煮

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 アジのナメロウ

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 ゑびす 四つ木店
03-3694-8024
東京都葛飾区四ツ木1-28-8
https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13008120/