四十、五十は洟垂れ小僧

今日もやっぱり腹が減る、喉が鳴る。そんな中年男の備忘録。

弁慶 Benkei @ 三ノ輪

先日行ったお店の紹介です。こちらのお店の最寄駅は都営荒川線三ノ輪橋。駅から日光街道へ抜ける裏道にあります。

お店の入り口を入ると目の前にはコの字カウンター。カウンターは必ずしもきれいとはいえませんが、年季の入った色合いはなかなかのもの。カウンター内でまず目に付くのは大きな煮込みの鍋。こちらの煮込みはいわゆる串煮込みで、赤味噌でじっくり煮込まれ安くてうまいと評判です。

カウンター内は元板前という40歳ぐらいのお兄さん(息子)と女将さんのお二人で切り盛りされています。このお兄さん、ピンクのデニムに「I ♡ 競輪 」とプリントされたシャツを着用、金色の短髪にはピンクのキャップをかぶり、カウンター内を忙しく働いていらっしゃいます。

いつもの事ながら、お店は常連の皆様でほぼ満席。空いていたとしても1~2席。常連では無いお客様には非常にテンションを低くして対応されるのが特徴で、私もかなりの低空飛行で迎えていただきました。

まず酎ハイ(250円)を注文。酎ハイには金宮の20度を使用されています。封が切られた金宮は、即座に夏に麦茶を入れるようなプラスチックの容器に移し替えられます。オーダーが入るといわゆるビヤグラス7分目程度で軽量され、氷を入れたジョッキにピャッといれ、サーバーから炭酸を注ぎ、半分にした輪切りレモンを入れれば出来上がり。個人的にはちょっと薄い感じがします。

 

【外観】 

f:id:Minutes_of_Saika:20171227143436j:plain

泡の立つ水で口を軽く漱いだあとはやはり串煮込みの注文です。串煮込みは「ハチノス」「フワ」「シロ」「ナンコツ」の4種類(各50円)。ハチノスのみ牛モツであとは豚モツです。もしかすると昔はもっといろいろなものを煮んでいたのかもしれない。とりあえず全種類1本ずつお願いします。どれも美味しかったのですが、過去2回に比べると煮込み足りない気がします。

【串モツ】左からナンコツ、フワ、シロ、ハチノス

f:id:Minutes_of_Saika:20171227143451j:plain

お次は特大いわし刺し(500円)を注文。こんな時期にと思いましたが、見てびっくりほんとに特大、下手なアジなんかより全然でかい。聞けば北海道で上がったいわしとのこと。冷蔵庫の中で水に浸かった状態にされていたそのいわし、頭を持ち上げてもへたることなく、明らかに新鮮。おなかはどこまでも丸く、脂が乗っていること間違いなし。刺しも良いけど焼もよさそう。

しかし居心地が悪いことこの上ない。常連になるつもりもないのでさっさと切り上げますか。

【特大いわし刺し】

f:id:Minutes_of_Saika:20171227143509j:plain

 ==============================

弁慶
03-3806-1096
東京都荒川区南千住1-15-16
https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132401/13034173/